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Hiroshi Doiji Beams Officer / Be At Tokyo Ceo

土井地 博

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土井地 博 (Beams Officer / Be At Tokyo Ceo)

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Beams Officer / Be At Tokyo Ceo(後編)



INTERVIEW

何故、トップクリエーターになれたのか?

Photography By Yuichiro Nomoto
Text By Ryo Ishii
Direction By PROJECT ONE
Tie-Up with yuhaku


BEAMS執行役員 / BE AT 代表 土井地博氏
プロの仕事術 と 日々の愛用品 

(後編



前編はこちら


Index

(前編
1. Work
2. Interview
・入社から半年で上京した理由
・フジロック会場でのプレゼン
・昔から変わらない“とある癖”が急成長の鍵

(後編
・新しい価値を生み出す秘訣は、ストーリーを紡ぐこと
・「未来学を形にする」新しいチャレンジ
3. 々を彩るプロフェッショナルの愛用品
4. 土井地 博氏が選ぶyuhakuのアイテム




新しい価値を生み出す秘訣は、ストーリーを紡ぐこと

そしてもう一つ、仕事をする上で昔から大切にしているというのが、“世の中に求められている価値とは何か”というユーザーの目線。土井地さんの20年以上に渡るキャリアにおいて、様々な企画を成功させられてきたのは、その見極めが的確だったことが大きな要因だ。
 
「世の中の人って、明確な答えを求めてきた部分があると思うんです。Q(クエスチョン)に対してA(アンサー)があるように、このブランドの服を着ておけば間違いない、ということを求めがちです。でも、今はそうではなくて人々の価値観は多様化しています。そうした中で求められているものは、『???』から『!!!』へと変化していると思うんです。そこには色々な言葉が当てはまりますが、分かりやすく言うなら、“なるほどね”とか“それいいよね”といった驚きや共感。今はそこに価値があると思っています」。
 
PRとは、いかにその価値を生み出し、提供することができるかだと土井地さんは言う。となれば気になるのが、その価値の作り方だ。
 
「すごく噛み砕いて言うと、ストーリーを紡いでいくことです。例えばAさんから〜Zさんまで、26人の個性豊かな人たちがいたとしたら、AさんとRさんとTさんが集まると『ART』という単語になりますよね。そうやって色んな単語を作って組み合わせると文章になり、その文章が繋がるとストーリーになる。逆に言えば、同じような個性ばかりが集まっても、何も生まれないということです。これを普段からすごく意識するようにしていますね」


「未来学を形にする」新しいチャレンジ

昨年には社内に新しく「グローバルアライアンス部」、そして今年には先述したユーザー参加型プラットフォーム「BE AT TOKYO」を立ち上げ、土井地さんは新しいステージへのチャレンジをスタートした。従来までのように店舗でモノを売る、ということだけでなく、国内外のパートナーと供にコンテンツを一緒に作り上げることをビジネスとしてやっていくという。
 
「これまでのBEAMSは、『目利き力』、『カルチャーの創造』、『実装力』、『リアルとオンラインを横断したクリエイティブ』といったことを形にしてきました。今後は、そこでの学びを活用して、これからの世界に相応しい『表現者が真っ当に生きていける社会』を実現していきたいと思っています」

特にグローバルアライアンス部では「未来学を形にしたい」のだと、土井地さんは言う。
 
「人生100年と言われるこれからの時代、60歳で定年を迎えても、残り40年。そう考えたら、例えば山登りが趣味の人しか入居できない老人ホームがあってもいいんじゃないかとか、いろいろと思うわけです。また、これはいつも心に留めていることですが、“アイデアに価値はない”と思っているので、小さなことでも何かしらアクションを起こしていくことが大切。グローバルアライアンス部では、少しでも楽しい世の中にしていくために、未来を見据えて、色んな『!』を仕掛けていきます」。


Column


日々を彩るプロフェッショナルの愛用品


プロフェッショナルたちが普段持ち歩いている必需品や仕事道具を見せていただきながら、モノに対するこだわりを紐解く。

「これまで色々なものを見て、所有してきましたが、やはり歴史のあるブランドの魅力には惹かれるものがありますね」と土井地さん。エルメスの革小物、ロレックスの時計といったように、長い歴史があり、その背景にストーリー性を見いだせるモノに愛着が湧くという。
 
デザインに関してはシンプルなものを好むというが、重要なのは深くデザインされているか、という視点。だからこそ土井地さんの愛用品には統一感があり、上質さが漂うのだろう。

AppleのMacBook Pro 16inchとiPhone12 Pro
実は頻繁にUS本社に足を運んでいるほど、社内でも有数のアップル好きとして知られる土井地さん。「M1チップを搭載した最新モデルもいいですが、仕事の効率を考えて16インチにしています。純正のデザインが好きなので、iPhoneは純正ケースを使っています」。

Appleのタンブラー
「環境を考え、マイボトルを使っています。コーヒーは打ち合わせなどの際に飲むことが多いので、ルイボスティやハーブティをノンカフェインで入れて。ボトルは毎年Appleの本社を訪れた際に売店で購入していて、かれこれ過去10年は買い続けています。これは旧本社で手に入れたもの」。

LeicaのM10
「もともと写真は好きでよく撮っていたのですが、なかなかこれが趣味です!って堂々と言えるほど打ち込めていませんでした。そこで、本気を出すために買ったのがこのライカ。お爺さんになったときには写真家ですと言えるように勉強しようと思っています」。

メモ用の付箋とミュージアムのボールペン
「メモ帳とは別に持ち歩いているのが、付箋とボールペン。相手に渡して書いてもらうこともできるので重宝しています。ものは何でもいいわけではなくて、アメリカのハンバーガーチェーン、イン・アンド・アウト バーガーの付箋と、ミュージアムのお土産のボールペンがマスト。話のタネにもなります(笑)」。

HERMESの名刺入れとコインケース
「海外に行ったときにいつも買うのがエルメスの小物です。黒はあまり出てこない色なので、右の小銭入れ特に気に入っています。ちなみに、普段はあまり現金を使いません。ほとんどスマホで済んでしまうので、財布を持たず、この小銭入れだけで外出することもよくあります」

nahrinのハーブオイルとBULYのフェイスクリーム(右)
「美容系おじさんを自称するほど、実はスキンケアなどにも気を遣っています。とはいっても、どちからというとアロマ的要素を重視していて、使うことでリラックスできるようなものが好き。特にハーブオイルは浸透力が高くて、香りも良いのでオススメです」。

HERMESのブレスレットとROLEXのデイトナ(右)
「いつも変わらずに身に着けてるのがこの2つです。デイトナは思い入れが強くて、仕事をがむしゃらに頑張っていた30歳の頃に買った1本。まだ今みたいにプレミア価格が付く前からずっと愛用しています。エルメスのシェーヌ・ダンクルは、これが自分にとってのファーストエルメス。どちらもずっと手放せないものですね」。

Goods

土井地 博氏が選ぶyuhakuのアイテム

今回、土井地さんに選んでいただき贈らせてもらったのが、2wayショルダーバッグ(YFF047)。花をモチーフにyuhakuの染色職人が手染めしたイタリア産キップとスムースレザーを組み合わせ、スクエア形状に仕立てたバッグだ。
 
「フラップはなくPCなど荷物が取り易く重宝しています。またデザインも花をモチーフにしたということもあり、広げ方を変えるだけで見た目も大きく変化します。気分も変わり用途やその日のコーディネートなどでもアレンジできるのも素敵です」。

YFF047 2wayショルダーバッグ
商品番号:YFF047
カラー:Blue

商品ページはこちら


Profile

(株)ビームス 執行役員 経営企画室 グローバルアライアンス部 部長
兼 コミュニケーションディレクター
(株)ビーアット 代表取締役社長

土井地 博

1977年、島根県生まれ。大学時代のアルバイトだったショップスタッフを経て、20年以上に渡ってBEAMS宣伝PR業務を行う。現在はグローバルアライアンス部長としてグローバルプラットフォームを持つ国内外の企業や組織、ブランド、人などと次世代に向けた新たなビジネスモデルを構築している。新しいカルチャーを模索するユーザー参加型プラットフォーム「BE AT TOKYO」(https://be-at-tokyo.com/)の代表も兼任。
 
また、建築設計事務所のサポーズデザインオフィス代表の谷尻誠、BETSUDAI Inc. TOKYO CEOの林哲平と共に設立した株式会社 社外取締役(https://shagaitori.com/)では、オンラインサロンの運営やプロデュース事業を展開、共同代表を務める。
 
そのほか、ラジオ番組「BEAMS TOKYO CULTURE STORY」のパーソナリティ、大学非常勤講師、司会業、各講演など多岐に渡るフィールドで活躍中

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