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桂葵

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桂葵 (Basketball Player)

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Respect Is Knowing. スポーツを通じたDEIって?

ストリートボーラーたちは私が誰なのかなんて気にしてなくて(笑)
『お前はどんなバスケをするんだ?』っていう、それがすべて

Photography & Text By Tasuku Amada (Shibuya Culture Scramble)

渋谷区公認スーベニア事業「SHIBUKURO」と、スポーツ・チャンネルDAZNのコラボによるエコバッグが完成。スポーツの日を記念して、7月23日限定で渋谷の観光案内所など数カ所で無料配布されます。

渋谷とDAZNがこのバッグに込めたのは、スポーツを通じたDEI(Diversity, Equity & Inclusion)の実現に向けた力強いメッセージ。

今回はバスケットボールプレイヤーの桂葵さんにこのバッグを持って登場してもらいました。

※ Diversity=多様性、Equity=平等性、Inclusion=包括性


桂 葵(かつら・あおい)|バスケットボールプレイヤー
1992年9月2日生まれ。180㎝。小学校の3年間をドイツで過ごし、帰国後に始めたバスケットで、学生時代は日本代表として活躍。アジア2位、世界7位。大学4年時インカレで優勝、MVPを獲った後、新たな出会いを求めてビジネスの道へ。その後、3人制バスケットボールが2020年東京五輪の正式種目に採用されたことを契機に、3年のブランクを経て湘南サンズで競技復帰。Japan Tour Final優勝等に貢献した後、2020年よりBEEFMAN(現所属)へ移籍。総合商社で働く傍ら、3×3選手としての活動を現在も続けている。


互いの尊重は、相手の本質を知ることから始まる

エコバッグには、大きく書かれた「Respect Is Knowing」の文字。
そこにはこんなメッセージが添えられています。

スポーツという舞台では、自分が誰であれ、
ただ勝つことを信じ、努力してきた道のりの長さを、そこにいる誰もが知っている。
だからこそ、自然に尊敬が生まれ、フェアに戦い、互いの健闘を称えあえる。
スポーツのみならず、どのフィールドでも同じように互いを尊重できる世の中へ。

 

桂さんの心には、このメッセージがどんなふうに届いたのでしょうか

「私は大学を卒業して就職と同時に一度バスケから離れたんですが、復帰する頃にストリートバスケの世界に出会い、衝撃を受けたときのことを思い出しました。 ストリートボーラーたちの世界では、コートの上でのバスケを通じたコミュニケーションがすべての様に感じて。自分の過去の経歴なんかも意識されずに受け入れられたことが驚きでした。

学生時代は代表に選ばれたり雑誌に載ったり、どこかへ行けば『桜花学園の桂だ』『早稲田大学の桂だ』っていうふうに見られて、背負うものがあったし、自分自身も少なからず意識をしていたんだけど、でもストリートの人たちは私が誰なのかなんて気にしてなくて(笑)。『お前はどんなバスケをするんだ?』っていう、それがすべて。なにかの拍子に私がインカレのMVPだって知って初めてびっくりするみたいな、そんなふうに、ありのままの自分を見てもらえた気がして嬉しかったのを思い出しました」

 

写真提供:FLY Magagine

ストリートバスケの世界で、異なる価値感や背景を持つ人たちともバスケを通じて互いの本質を知り、尊敬し合えることに気づいていった桂さん。

「バスケだけでつながってる分、バックグラウンドも全然違うし、普段生きてる世界も全然違ったりする。いろんな人と出会って仲間になって、その人のことも仲間として自分ごととして考えられるようになる。出会って、バスケして、価値観が広がる、それを重ねていくことがおもしろいと思っています。コートの上でのお互いのリスペクトがあるからこそ、そんな多様な人たちとつながってるんだなあと」

<INFORMATION>
「スポーツの日」限定SHIBUKUROは渋谷で無料配布

“Respect is Knowing”のメッセージが込められたエコバッグ「SHIBUKUROスポーツの日バージョン」(ピンバッジ付き)は、2021年7月23日限定で、下記のスポットで無料配布されます。

渋谷区観光協会 観光案内所
渋谷区道玄坂1-12-5 渋谷マークシティ4F
shibuya-san
渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス1F
イベント「東京ミーム市」@渋谷PARCO
渋谷区宇田川町15-1 10F ComMunE

SHIBUKUROに付属のピンバッジ

“女だから”を乗り越えられるバスケのちから

ストリートバスケのシーンでは、まだまだ女性のプレイヤーは圧倒的に少ないのが現状。バスケットボール競技全般に目を向けると競技人口の男女比は、他競技と比べてそう大きな男女の開きはないのだそうですが、女性という視点から、今桂さんにはバスケットボールがどんなふうに見えているのでしょうか。

 

「ストリートでいうと、最初に代々木公園に行ったときなんかは、『女が来た!』っていう反応になるんですよね。例えばプレイ中もパスが回ってこないとか、私がボールを持って攻めようとしてもディフェンスしてくれないとか。最初の頃は、そういうのはありました。

でもそこで私が引いたら終わりなんですよね。だからディフェンスしないんだったら私はごりごり点数を取りに行くし、パスが回ってこないんだったら自分からボールをもらいに行くし。それで点を決めたら次はパスが回ってくるようになるし、点を決められたくないからディフェンスしてくれるようになる。そうやってバスケットで表現することで認められていくというのがおもしろいと思っています。

この前も男子ばかりのピックアップゲームに女ひとりで参加したんですが、大半は私のことを知ってくれていて、『女だけど容赦しないぞ』みたいな雰囲気(笑)。それはもう男とか女とかじゃなくて、きっとバスケットボールプレイヤーとしてのリスペクトのもとでバチバチ本気でぶつかることができていて。バスケットを通じた一例に過ぎないですが、“女だから”みたいなものをひとつ乗り越えられた気がしました」

リスペクトは「知る」ことから
そのために「伝えていく」努力を

一方で桂さんは、プロ競技としての3人制バスケットボール「3×3(スリー・エックス・スリー)」においてはひとりのプレイヤーとして、また少し別の視点を持っています。

 

「3×3の競技人口は男女で全然違うし、プロリーグのチーム数も、そして賞金なんかも男子の方が多い。どうして男子のほうが賞金が多いのかとビジネスの視点で考えると、それはきっと男子のゲームのほうが人気があって、お金が回るからですよね。

女性の権利とか男女平等とかについて声を上げて主張することはもちろん大事なんだけど、ビジネスの視点として女性も男性に負けないおもしろいゲームをしていくこと、魅力的な選手になることが大事だと思っています。意見を主張するだけじゃなくて、そういう選手としての努力はもっともっとしていきたいなあと感じています。

おもしろいゲームをして、競技に興味を持ってもらう……それこそ「Respect Is Knowing」、知ってもらってリスペクトしてもらうこと、なのかもしれないですね。自分たちの3×3に対する思いを知ってもらうことで、応援してもらったり、もっと好きになってもらったり。シーンの盛り上がりが広がっていくために、私たちが伝えていく努力もしていきたいと思います」

 

ストリートとプロリーグふたつの側面から、「知ること」と「尊重すること」のつながりや、それが競技全体の価値向上にもつながっていくことについて振り返ってくれた桂さん。

この姿勢はスポーツのシーンに限ったことではなく、私たちがお互いに尊重し合える社会、尊重し合える街をつくっていくために、重要なヒントになっているはずです。

また、多様性にあふれた渋谷のカルチャーをより豊かなものにするためにも、互いをよく「知り」、「尊重する」ことの大切さにあらためて気付かされた気がします。

<SHIBUKUROとは?>

SHIBUKURO PROJECTは渋谷区公認スーベニア事業のひとつとして、渋谷未来デザインとDNPの共同で始まりました。 「シブヤのフクロで未来を動かす」をスローガンに、渋谷ならではのメッセージを込めたオリジナルバッグを展開し、カラフルなタグからうまれる 収益の一部(カラフルなタグ1枚につき¥100相当)を渋谷の課題解決・まちづくりに還元するプロジェクトです。
パートナーとして、世界を代表するグローバル企業や人気ファッションブランドをはじめとする30以上の企業・団体とコラボレーションを行いな がら、渋谷区基本構想にもとづいて、集めた基金を還元しています。 まちにおけるソーシャルアクションを生み出すことで、渋谷区の社会課題の解決とシティブランド向上を目指しています。

SHIBUKURO|シブヤのフクロで未来を動かす
https://shibukuro.jp

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