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渋谷夜市 ()

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渋谷夜市 10/2-3 宮下公園で開催!



ー特集ー

2021年、渋谷カルチャーの明日


“PLAY ! for Tomorrow”

より良い『明日』を過ごせるための
モノやコト、サービスを


 ONEO Ltd. 代表取締役社長 松井智則
インタビュー


Interview By Naoko Monzen
Photography By kazuNobu Yamada
Direction By PROJECT ONE

10月2日(土)、3日(日)に開催される、明日を考える都市型ナイトマーケット「渋谷夜市」。
“PLAY ! for Tomorrow”をテーマに、「あなたや、あなたの周りの誰かにとって、より良い『明日』を過ごせるためのモノやコト、サービス」を伝えたいという強い意志があるブランドや企業などがジャンルを超えて参加するイベントだ。

イベントの詳細は、こちらの公式HP公式インスタグラムをご覧ください。



今回は、この「渋谷夜市」を企画・運営する「ワンオー」の代表取締役 松井智則さんに、渋谷の過去・現在・未来、そして「渋谷夜市」にかける想いを聞いた。


Profile:松井智則

株式会社「ワンオー」代表取締役。アッシュ・ペー・フランスを経て2017年に「ワンオー」を設立。国内外約50ブランドのPRを手がけ、ファッションから行政まで幅広いクライアントのブランディング・コンサルティング事業に携わる。韓国、台湾などアジア圏を横断したビジネス展開を行うほか、渋谷の街をファッションで繋ぐお祭り「SHIBUYA HARAJUKU FASHION FESTIVAL」のプロデューサーとしても活動。イベントも積極的に企画・運営する。https://one-o.com/



オリジナリティがなくなった渋谷、原宿

渋谷の街で公私ともに20年以上過ごし「第二の故郷」と笑う松井さん。そんな松井さんから見て、渋谷の街と渋谷カルチャーはどう変わってきたのだろうか。

「渋谷は自分の感性を創ってきた街ですね。これまでの社会は、大量にモノを作って売って稼ぐという消費社会でした。何が流行るとか、次にこれが来るとか。そういった意味で、渋谷は“消費”を全面に押し出していた街だと思います。それがコロナ禍になって変わりましたよね。単純にまず、街から人が減りました。感染者が少しずつ減って経済が回復してきたように見えても、人の数が戻ってこない。吉祥寺や下北沢に行くと、そちらのほうが人がいて勢いを感じるんですよね」

「なぜかというと明解で、渋谷や原宿にしかなかったものがなくなりつつあるから。家賃が上がりすぎて小さくておもしろい店も減りましたし。あとは、コロナ禍で移動を避ける人たちが近所で遊ぶようになったから。じゃあ、街としてパワーがあって、これまでトレンドを打ち出してきた渋谷・原宿のオリジナリティはどこにあるのかと。こういう状況下にあって次にどう動けばいいんだろう、とすごく考えています」

渋谷、原宿にオリジナリティがなくなってきている……この考えが「渋谷夜市」の構想に繋がっていったという。

「ものをたくさん作って買ってもらって、余ったものは捨てて、というモデルではなく、“次の消費”を考えなければいけない。激変する世の中で、次の10年、20年後の暮らし方を提案するのがファッションだと思っているんです。それを率先して提示するのが、渋谷・原宿の役割なのかなって。であれば、そういうことを詰め込んだイベントを創ってみようと思いついたんです」

「コロナ禍については、気候変動を含め、地球が怪しい方向に動いているなかで発生したことのひとつなのかなと。この変動の時代、ファッションは単なる“服”を超えて、よりライフスタイルを表現するような存在になると思っています。こういう状況において、未来の人間がどういうクリエイティブな暮らしをするかを語れるのがファッションの力。 “人間って次世代ではこういう暮らし方をするんじゃないか”、それを指し示すことができるのがファッションだと思っています」


「渋谷夜市」にかける想い

松井さんの考える“渋谷の役割”とファッションの力を掛け合わせたのが「渋谷夜市」と言えるだろう。テーマの“PLAY ! for Tomorrow”は、どのような考えからうまれたものなのだろうか。

「2019年にイコーランドという事業を立ち上げました。等しい価値観で繋がる人たちが集まることを目的にしたプロジェクトで、いろんなものと平等な世界を創ろうという構想がベースにあります。地球と平等という意味だったり、創る人、買う人と平等という意味だったり。事業のひとつ、「イコーランド シブヤ」というMIYASHITA PARKにあるショップでは、“(SDGsが目標とする)2050年に人間はこういう暮らしをするのではないか”という提案をしています。といっても、皆が皆、10年後や20年後を想像するのは難しいですよね。でも、みんな明日のことは想像できる。まずは、明日どうしていくかを考えようという意味を込めて『渋谷夜市』のテーマを設定しました」

「少し話が戻りますが、渋谷ってもっと怖い街だったんですよね。隠れる場所がいっぱいあって、悪いことができて(笑)。今ほど家賃が高くないから裏原なんかにもおもしろい個人商店がたくさんあったり。いろんな人たちが新しい実験ができる街だったから、渋谷にカルチャーがうまれたんだと思います。若者たちが新しいファッションを実験的に表現できる場所だったんだなと。若者が集まればクラブもできるし、飲食店もできる。そういう繋がりのなかからカルチャーがうまれたわけです」

「じゃあ今がどうかっていうと、街自体が新しくなって、隠れる場所がどんどんなくなって、ここからカルチャーが生まれなくなるんじゃないかという懸念があります。そういう意味も込めて『夜市』にしました。コロナ禍に“なんで夜に開催されるんだ”とバッシングを受けるんじゃないかとも思いましたが、自分が若い頃、渋谷は朝まで遊べる街で、そこからコミュニティができて、そうしてうまれたトレンドが全国区になったりしたわけです。これからは怖いなかや悪いなかからトレンドができるという形じゃないかもしれないけど、また違ったコミュニティが生まれる場所になれたらいいなと。『夜市』にはそういう願いが込められています」

環境省からアクティビストのeriさん、ビューティフルピープルのデザイナー 熊切秀典さん、ヴィレッジヴァンガードなど、「渋谷夜市」の出店者は規模もジャンルも多岐に渡る。「とにかくいろいろな会社や人が参加しているので、ぜひまずは来てその勢いを体感してほしいですね」。ファッションだけにとどまらず、エンターテインメントも含めて全68のブースが出店する予定だ。この「渋谷夜市」を起点に、松井さんはどんな“明日の渋谷カルチャー”を描くのだろうか。


渋谷発のプラットフォームを創り、渋谷に元気を取り戻す

「自分が上京してきた頃、ファッションの買い物をするのって、今でいうアートを買う感覚に近かったんですよね。今みたいに何着作っているのか分からない服じゃなくて、1点物感覚の服を2万から20万円くらい、お金を貯めて買う。貴重なものだから大切にしますし、“消費”をもっと大事にしていたわけです。あの感覚を、渋谷に呼び起こしたいなと思っています。ファストファッションによってファッションがカルチャーというよりも“工業製品”のイメージが強くなりました。数百円でTシャツが買える時代です。そこから少しずつ より大量消費の流れになっていったんじゃないかな」

「求められている以上にものを作って、作ったものには売り場が必要だから多店舗展開が増え、街のオリジナリティがなくなってしまった。今、渋谷に行っても新宿に行っても同じなら、利便性で場所を選びますよね。昔に比べて、“絶対に渋谷に行こう、宝物を探しに行こう”という人々の気持ちが消えてしまいました。どんどん消費動向が厳しくなっていると感じます。そうすると店は飽和して減っていきますよね。街が弱くなっていきます。近未来、これからの時代に街が生き残る術は、唯一無二の存在になるということかなと」

「自分みたいに渋谷・原宿にお世話になっている人って多いと思います。そういう人が元気にならないと街も元気にならない。街は人が創るものだから。『渋谷夜市』もそのひとつですが、渋谷から何かを発信したい人が集うことができるプラットフォームを創れたらいいなと思っています。夜市のヒントのひとつがタイにあります。仕事もあってコロナ禍前によくタイに行ってたんですね。夜市はタイに100ヶ所くらいあって、特別なものじゃない。でも、それぞれの夜市に特色があってすごくパワフル。ここはファッションが強いとか、あそこは食が強いとか。夜市からうまれたブランドが百貨店に店を出したりして、とてもいいなと思っていたんです。そういう現象を自分たちのプラットフォームで起こせたらいいなというのが『渋谷夜市』の動機のひとつ。本当はタイみたいに、365日夜市をやりたいんですよね(笑)。そんな思いが詰まったプロジェクトです。ぜひ楽しみにしておいてください」



渋谷夜市を立ち上げられた
ONEO Ltd.?代表 松井さんのレコメンショップはこちら

ぜひご覧ください^^

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