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HIrofumi Kojima

HIrofumi Kojima atmos Director

小島 奉文

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小島 奉文 (atmos Director)

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atmosでメンズシニアディレクターをしています。


PROFILE
小島 奉文
フットロッカー アトモスジャパン合同会社 メンズ シニアディレクター

1981年生まれ、埼玉県出身。文化服装学院を卒業後、2001年より『atmos』の前身である『CHAPTER』でキャリアをスタート。その後『atmos』にて様々なポジションを歴任し、現職に。
2016年に開催された歴代ナイキ エアマックスの人気投票で、小島さんがデザインを手がけた〈エアマックス1 アトモス エレファント〉が世界一の票数を獲得。世界中のスニーカーフリークが注目している。


WORKS


INTERVIEW ( 1/3 PAGE )

Photography By Yuichiro Nomoto
Direction By PROJECT ONE

前編


《お仕事について》
バイイングやデザインでのこだわりを教えてもらえますか。

現在は、atmosメンズシニアディレクターという役職ですが、ウチの仕事って特殊で、デザイン、バイイング、PR&MARKEINGとか全部やるので、僕のポジション的には全方位をフラットにみるような感じで、会社全体を上手に回す歯車的なポジションです。バイイングや、デザインはatmosらしさといった、独自のセレクトやデザインをDNAの根底に置いていますので、別注のアイテムは、お客さんや友人たちから、これatmosっぽいよねって言われることも多いですね。〇〇っぽいってのがらしさで大事だと思っています。

なるほど。それはこの規模になっても変わらずですか。

マルチタレント的な動きは変わらずですね。それが多分まあいい意味で生き残ったり、ずっと伸びて続けているポイントだと思うんです。これ以上大きくなると、ちょっと考えなきゃいけないかもしれませんが、一応 少数精鋭なマインドであの脅威の回転率と利益率で伸ばし続けれていると思います。大企業病にならない様に意識はしています。

また、ご存知の通りフットロッカーに買収されたんですけど、今もそのATMOSらしさを尊重してもらっていますね。機械的な効率重視にすると悪くなるって何度も伝えていますし、即時に判断でき動けるこのトリッキーな座組が、他社のスニーカー屋が真似できないっていう強みだと思っています。

なるほどですね。普通は各担当を付けて分担し、整理と効率化を測ろうとするところが、そうすることで、知見や責任の範囲も分断され、アイデアや判断等のスピード感も損なわれ、驚異的な回転率が生まれなくなるんですかね。

他の会社と違うのは、上層部が1番働いてると思いますし、代表の本明の判断が非常に速いです。世間一般的には物事の方向転換に時間がかかると思いますが、ウチは今日と180度違ったことを明日からやるすぐ方針を変えてスタートするケースも多々ありますよ。

180度違ったことを翌日に!(驚)その柔軟性というか本質的な判断ができるのはすごいですね!そんなお仕事の中で、心がけていることがあれば教えてください。

もう20年以上働いているんですが、色々任せてもらい沢山の失敗をさせてもらい、その中で成功体験も多くさせてもらったと思います。若いスタッフにも早めに失敗も経験させて、成功もさせるっていうのがポイントかなと思っています。数年前まではスニーカーデザインも自分がメインでやっていましたが、この何年かは任せられそうな一緒にやれる若手チームを作りはじめており、少しずつ教えながらatmosのDNAとは?を理解して企画に携わってもらっています。

なるほど。チャレンジというか体験させるんですね。ちなみに教えるのってどうですか?

やっぱり全員考え方が違うので。教えつつも、一方向にならないように、なるべく自分の頭で考えてくださいと話します。うちの社長も、自分が言っているのが100%正しいと限らないから何かあったら言ってくれっていうスタンスです。自分も若い時に色々聞いてもらったんで、双方向のコミュニケーションを心掛けています。

あと、自分は大きなプロジェクトをやることでモチベーションが上がります。同時に経験値も上がり、それを長年繰り返し相当な経験値を得てきました。うちはそれがポイントで、自分でデザインして最後まで売り抜くところまで、川上から川下まで体験してもらうのが教育ですかね。

今後のビジョンについて教えてください。

今後のatmosの発展を考えるうえで世界展開は必須です。フットロッカーに売却した理由は、世界中に拠点があり、世界でナンバーワンのスニーカーの小売り業だからです。世界中に拠点があるフットロッカーと連携しながら、世界へもっと広げていきたいと思います。

原宿から世界へ、最高ですね。



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