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3/24 - 5/21 超複製技術時代の芸術:NFTはアートの何を変えるのか?

超複製技術時代の芸術:NFTはアートの何を変えるのか? – 分有、アウラ、超国家的権力 –

GYRE GALLERY
2023年3月24日~5月21日

 GYRE GALLERYで、 「超複製技術時代の芸術:NFTはアートの何を変えるのか? – 分有、アウラ、超国家的権力 -」展が開催。

  NFTとは何か。その起源のひとつは、2014年5月にジェニファー&ケヴィン・マッコイが生み出した《Quantum》に遡る。ここでは、投機のためではなく、誕生、死、そして再生を表現するための抽象的な芸術作品のコードとしてNFTが生まれたことを意識する必要があるだろう。

 現在においては、デジタルな複製物に物理空間の特権であった 「唯一性」が人工的に与えられるものとなったNFT。その可能性については当事者たちも含めて未知数で、未来を試す試金石として従来の芸術を信じてきた人々の心を揺さぶっている。

 本展では、NFTを用いた芸術的実験に立ち返り、「分有」 「シミュラクラのアウラ」 「超国家的権力」の3章で展示を構成。それぞれの主題は、「所有・契約」「制作」 「展示」という作品の前提条件とも呼応し、20世紀の美術史に連なるもの、特にコンセプチュアルアートの論理的帰結として2014年以降の約10年間に制作されたNFTアートを紹介する。

 出品作家は、ダミアン・ハースト、ラファエル・ローゼンダール、ルー・ヤン、ロバート・アリス、レア・メイヤース、ジェネラティブマスクス、チームラボ、ソル・ルウィット、セス・ジーゲローブ、森万里子、藤幡正樹、施井泰平、鎌谷徹太郎。

 オンラインとオフラインで展開される本展と関連出版物は、NFTが生み出す新しい意味と価値のシステムについての問題を提起。そして、未曾有の情報環境において現代のアーティストが果たす役割を検証・再定義し、我々の生活の現実と、そこからかたちづくられる精神と文化に、仮想空間が及ぼす影響について模索するという。

Information

超複製技術時代の芸術:NFTはアートの何を変えるのか? – 分有、アウラ、超国家的権力 –

会期2023年3月24日~5月21日
会場GYRE GALLERY
住所東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3FART MAPで見る
電話0570-05-6990
開館時間11:00~20:00
休館日不定期(施設の休館日に準ずる)
観覧料無料
アクセス地下鉄表参道駅A1出口徒歩4分
明治神宮前駅4番出口徒歩3分
URLhttp://gyre-omotesando.com

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