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日本の伝統・ストリートカルチャーを前進するアートムーブメント「SUPER TRAD」by TRADMAN’S × sneakerwolf × Shinichi Mita 2月16日(金)より開催
プロジェクト・プロダクション・コレクティブWATOWA GALLERYは、 TRADMAN’S / sneakerwolf / Shinichi Mita による展示【SUPER TRAD】を渋谷elephant studio 1Fにて開催いたします。
開催概要
グループ展 ‘SUPER TRAD’
【会期】:2024年2月16日(金) ~ 2月25日(日) ※月火水は定休 12:00~19:00 ※最終入場18:30
【会場】:elephant studio 1F(東京都渋谷区渋谷2-7-4)
【入場料】:無料
【参加アーティスト】:TRADMAN’S / sneakerwolf / Shinichi Mita
オープニングパーティー
【日時】:2月16日(金) 17:00〜20:00 ※当日は12:00から展示開始
WATOWA GALLERY代表 小松隆宏 よりメッセージ
SUPER TRAD
2023年 江戸のストリートカルチャーのアップデートを基礎として現代で活動しているTRADMAN’SとSNEAKERWOLFとWATOWA GALLERYとの共同で立ち上がったSUPER TRAD。
本年度から江戸のみならず日本のあらゆる文化的なモノ・コトを今世代のリアルな感覚として、様々なアーティストとともにリアルにコネクトしながら活動して行きたいと考えています。
この小さなきっかけから、村上隆さんが世界に新しい日本の文脈を創造したように、とはおこがましいですが、小さな一端の可能性を広げられたらとおもっています。
今回は先日浅草での展示とは異なり、渋谷elephant STUDIOにて開催します。また、今回は三田真一も迎え、展示をすることになりました。
三田真一の活動はファッションスタイリストというプロフェッショナリズムをもちながらも様々なミュージシャンのクリエイティブディレクションやアーティスト、水墨画家、映像作家との共同制作など様々な分野で新しいクリエイションやカルチャーを生み出してきた稀有な存在。今回展示する作品は三田真一さんの代表作の一つであるNIKEのスニーカーを分解して甲冑を作っているシリーズ。戦国時代から江戸に向かって甲冑の意味は権威やファッションに切り替わっていて、自己顕示欲や自己肯定感を象徴とする存在になっていた。それは、現代のスニーカーもまた同じ文脈ではという解釈のもと、金沢21世紀美術館の甲冑展で展示されたシリーズです。
江戸以前から脈々と受け継がれる盆栽を今のトラディショナルにしているTRADMAN’S。アメリカンストリートカルチャーとにている江戸のストリートカルチャーを表現しているSNEAKERWOLF。現代の甲冑でもあるナイキのスニーカーで作る三田真一。
この3名の異なる視点における日本の今昔の感覚を往来する体感を直に味わってほしいと思います。
TRADMAN’S / 小島 鉄平(Teppei Kojima)
千葉県柏市松葉町にて幼少期を過ごし柏市立松葉中学校を卒業。音楽、ファッション、タトゥーなどストリートカルチャーの虜となった学生時代を経て、バイヤーとしてアパレル業界にて活躍。海外へ買付けに行く内に、日本文化の素晴らしさに改めて気づき、『盆栽』の歴史の深さや美しさに魅了される。『日本の伝統文化である盆栽を世界へ伝えたい』と一念発起し、2015年TRADMAN’S BONSAIを結成。(2016年(株)松葉屋を設立)唯一無二の世界観で『盆栽』のある空間を演出し「shu uemura」「NIKE」「Dior」「RIMOWA」など様々なブランドやアーティストと共演。『伝統とは革新の連続』を胸に、日本の格好良さを盆栽を通して、老若男女、そして世界へと発信している。
WebSite: https://tradmans.jp
Instagram: https://www.instagram.com/teppei_kojima501/
sneakerwolf
東京を拠点に活動するアーティストsneakerwolf。
17世紀の江戸時代を発祥とする、提灯、火消し半纏や祭り、仕事半纏、千社札などに見られる、書をディフォルメすることで生まれた伝統的な図案文字 “江戸文字”。
これらの西洋からの影響を受けていない江戸庶民の美的感覚によって構築された、これら文字文化の芸術的価値を、世界で最初となる日本オリジナルのグラフィティ(ストリート)アートとして位置付け、アルファベットを漢字のパーツとして構築したオリジナルの江戸文字を、グラフィティアートやポップアートなどのテクスチャーを用い表現した唯一無二の<Kanji-Graphy/カンジグラフィ)シリーズ作品で人気を獲得しました。
近年では、江戸文字の構造を、 現代のアニメカルチャーにおけるスーパーディフォルメと関連付け、 “Super Deformism” スーパーディフォニスム と名付けた芸術理論を元に、 ワード作品の他、ブラシストロークなどの抽象作品、キャラクターなどの具象作品にその理論を拡張しています。
そして、sneakerwolfはIconoclasm (偶像破壊、因習打破)、 固定概念や先入観の破壊、解体という一貫したテーマを元に活動を行っています。
2017年PORTER Gallery(表参道)でのアーティストとしての初個展以来、回数を重ねるごとに評価を高め、2019年モスクワで行われた国際的なミューラルアートフェスティバル <URBAN MORPHOGENESIS>に日本人として唯一選出されるなど、世界からも支持されています。
WebSite: http://www.sneakerwolf.com
Instagram: https://www.instagram.com/sneakerwolf/
Shinichi Mita
ファッションの歴史、日本の思想や文化から現代の衣服と日本文化を前進するアートプロジェクトや、スタイリングという行為でインスタレーション、彫刻作品を制作するアーティスト。
Instagram: https://www.instagram.com/mitershinichi/
WATOWA GALLERYとは
WATOWA GALLERYは、現代日本のストリートカルチャーやファッション、独創的・先進的なテクノロジーや「ジャパニーズ・フィロソフィー」を取り入れた新しい感性を持つ若手の作家を中心として、アート・コミュニケーションの場を提供するアートプロジェクト/プロデュース集団です。アートがファッションのように親しみやすいカルチャーとなり、ひとりひとりのライフスタイルに溶け込む社会を拓くため、新しい感覚のエキシビションや、アートプロジェクトのプロデュース・演出を行い、アートに触れるタッチポイントを拡大します。
現在も国内外で評価されている主要なアートムーブメントの多くは、ミュージアムの外で、そして多様なジャンルのアーティストと支援者との交流によって生まれています。わたしたちは特定のアートスペースを持たず、あらゆる空間をギャラリーと捉え、アートをミュージアムからコミュニティへ、都市へ、住空間へ開放し、ミュージアムの外からさまざまな分野のプロフェッショナルと横断的なアートプロジェクトを発信していきます。さらに、日本の若手アーティストの活躍と日本の若手コレクターの参入をサポートし、アーティストと支援者の交流を促進します。
WATOWA GALLERYを媒介とした新しいコミュニケーションやコミュニティの育成によって、次の時代のアートシーンを創造し、市場の活性化を目指します。2019年より特定の場所を持たないプロデュース集団としての活動をしておりましたが、2022年9月より、初のWATOWA GALLERYの本拠地となる WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYOを浅草・今戸にローンチ。
Instagram:@watowagallery
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