Crew YouTube Writer TAKECHI
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TAKECHI
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-後編- YouTube作家です。毎日楽しいです。
YouTube作家 /株式会社こす.くま代表取締役 ▼企画演出脚本
https://twitter.com/marlpoco/
https://kosukuma.com/
WORKS
後編
何か自慢できることがあれば教えてください。
2つ挙げさせてもらいます。
目標を達成してきているっていうのは自慢できることの1つです。放送作家になりたいって、周りと家族にずっと言って、YouTube作家になるぞと決めた目標も、今のところ達成できているのかなってのが1つあります。
あと僕はもう本当、友達めっちゃ好きなタイプなんです。嫌なやつがいても、その人のことを嫌いになる瞬間がないんですよ。まだ人生でないんじゃないかな。もう周りにいいやつしかいない。ということは僕はいいやつなんだろう(笑)というのが2つ目です。
今チャレンジしている事、チャレンジしたい事はありますか?
仕事で言うと、今まではYouTube上で、YouTuberと呼ばれる人ありきのコンテンツに主に関わってきていたんですが、企画発信のチャンネルが模索できるんじゃないかなっていうふうに考えていています。
仕事以外にもチャレンジしていることはあったりしますか?
バンドがすごい好きです。単純に音楽がやりたいとかではなくて概念が好きです。友達同士で集まって一つのこと目標に、利害関係なしでやっている状態が心地よいです。普通に今は一人でも音楽を作れるのに、わざわざ、ギター、ベース、ドラム、ボーカルが集まって、それぞれ分業制に惹かれています。同じ目標に利害関係なしで集まるんですよね。アベンチャーズが好きだし、幻影旅団が好きなんですよ。バンドが好きだし、そこに一番かっこよさを感じてしまいます。
シェアハウスをしていて友達を住まわせていますが、本当ただ仲いいって言うそれだけの繋がりで、気が合うだけで利害関係とかなしでいいんです。それが今チャレンジしてることですかね。
今のお仕事に就いた動機/理由は何ですか?
なんか企画を考えるのが好きでしたね。
『 Sex Pistols』(セックス・ピストルズ)もすごい好きで、小学生の時にでもピストルズでいうとシド・ヴィシャスとかより、マルコム・マクラーレンがかっこいい。タイプ的にそういうのが得意だろうなっていう自信
もあったし。
すごいですね。Z世代でマルコムに引っかかる人って周りにいました?
やっぱシド派が多かったですね。
そうですよね。では職歴について
放送作家という職業はいつ気づいたんですか?
中学の時にテレビを見ていたら、エンドロールで一番最初に放送作家って流れるんです。一番最初に流れるけれども、これは何ぞやということで調べました。そして、なるほど、テレビ番組ってこうやってブレーンと呼ばれる人達が作っているんだ、「おー。それめっちゃかっこいいな」っていうのが始まりです。
普通に高校卒業して一応、大学には行ったんですが同時に放送作家のスクールみたいのがあって、そこにも行ったんです。だけど、何もツテがなくそこで、3ヶ月ぐらい謎なことを教えてもらい、そこの代表の方が結構優しい方で、企画書を書いてみるか?と言ってくださったんです。それが18ぐらいの時ですかね。初めて企画書っていうものを書きました。その18ぐらいで書いた企画書が、テレビ局で議論まで行ったらしいです。『こんな若いのにすごいね』って周りからちやほやしていただいて、いろんな番組に関わらせていただきました。
企画自体は高校の頃からずっと考えていたやつだったんですよ。流れで、なんか本当トントン拍子にうまくいきました。
なるほど。でも好きだから、放送作家だったらというような見方でテレビを見ていて、こんな番組があったらなっていうのをずっと妄想してるような。
そんな10代でしたね。
企画が好きだからもう日常的に考えてたってことなんですかね。
そうです。だから僕は今でこそネタ出しがめっちゃ大変で苦労していますが、20代前半の頃とかは高校時代に考えていたネタがあったんで、当時はそれを形にしていました。
ターニングポイントがあれば教えてくさい。
すのはらさんと出会った時がターニングポイントであり、それがあっての今です。
お2人の話を掘り下げさせてもらっていますが、共通点が多いですね。本当にタイミングの良さを感じます。
悩んでた時期に、僕は『こんなもんか』が発動していました。『YouTubeをやってみたいなあ』と漠然と思ってた中で、同じ思いのすのはらさんに出会って。仕事というよりも好きなことを遊びでやっていくぐらいのノリでした。
凄いですね。その出会いがあっていまですもんね。
それでは、今の夢(理想・目標)を教えてください。
未来の自分がこうなりたいとかあんま考えないようにしています。叶った時に、『こんなもんか』って思うのも嫌だし、それに縛られる人生も嫌です。
40歳になって20代の頃に立てた、目標を叶えられなかったみたいなことを言いたくないです。友達と何かをやり続けるという部分を、その都度、考えていけばいいんじゃないかなっていう想いがあります。今の夢は、ずっと好きな周りの今いる友達たちを大事にして、一緒に何かやろうぜっていうことです。
あなたにとって渋谷とはどんな場所ですか?
カオスという言葉が相応しいのではないでしょうか。都市開発がこう進んでめっちゃ綺麗になっていくところと、まだまだぐちゃぐちゃな部分があったりとか、一番混頓とした街という印象です。僕自身の経験からしても、綺麗なオフィスタワーで打ち合わせする日もあれば、昔ながらの喫茶店に行くとこともあります。
渋谷にどんな街であっと欲しいですか?
二極化がもっと進んだらめっちゃ面白そうだな。お互いを嫌い合っていて欲しいというか。ガラス張りの中にいる人は、なんかみすぼらしいのが来たな。あのサブカルチャー文化の人たちは、会社勤めなんて、というみたいな。カウンターカルチャーがこうどんどん生まれていけばっていう。
なるほど。確かにそういったコントラストから何か生まれますよね。
では、最後、
渋谷で、「こんな楽しいことしたい」というアイデアお願いします。
パンクのムーブメントを起こして欲しいなっていうのがあります。今のZ世代は不満が溜まってる子達とか多分たくさんいると思うんで、それが音楽っていう形で表現していってほしい。なんかパンクムーブメント、日本のリバイバルで来てほしいなって思ってます。
渋谷区でお気に入りのお店を教えてください?
道玄坂の入り口あたりにある『トップ』という喫茶店です。近くにはパチンコ屋が並んでいて賑やかなところですが、『トップ』は地下にあるので街の喧騒から一気に雰囲気が変わって、レトロな喫茶店でたばこが吸い放題なんです。
禁煙、喫煙の区切りがなくたばこも買えて、僕は結構たばこを吸うんで、吸いたい時や打ち合わせの時、あと友達と話す時も使います。『トップ』には良い思い出が多いですね。サバのトーストなどのご飯もおいしいんですよ。
なるほど、なんか昭和に戻るような感じがあるんですかね。
なんか渋谷のイメージって、『はっぴいえんど』がすごい好きなので、昔から『風街ろまん』的な、僕らが生まれてからあまり体感してない雰囲気、渋谷のレトロな、その匂いっていうのが『トップ』にはまだ残っているような気がしますね。
珈琲店トップ 渋谷道玄坂店
営業時間 11:00〜20:00
渋谷区道玄坂2-29-7 道玄坂センタービル B1F
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