Crew STUDIO APARTMENT MASANORI MORITA
MASANORI MORITA
MASANORI MORITA STUDIO APARTMENT
MASANORI MORITA 日本を代表するハウス/テクノDJ
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『後編』300曲以上の楽曲を世界各国の主要レーベルからリリース
MASANORI MORITA氏に
イベントの特徴や、SCS独自の
パーソナルインタビューをおこなった。
Interviewer Yuichiro Nomoto
Edit & Direction By PROJECT ONE
好きな音楽を教えてください。
お家で音楽を聴くことがないんですけど…
音楽を聴く時間があるなら、楽曲制作をすることが多いですね。
ジャンル的にはソウルフルなものや、アフリカンなど黒い要素が入った音楽が好きです。
哀愁がある感じや切ない感じのコード感も好きですね。
家で聞かないということですが、制作へのインプットは、
DJの現場で、アウトプットしながらインプットもしている感じなんですかね?
家で音楽を聴かないので、言われてみればそういうことになりますよね(笑)。
車や新幹線などの移動の時もですか?
一切聞かないですね。
それはある時から聞かなくなったのですか?
昔からです。
そうなんですね(驚)。
それでは好きな映画を教えてください。
CIAものやテロもの、そして政治的なものやシリアスな内容の映画を見ることが多いですね。
何か自慢できることがあれば、些細なことでも結構です。ぜひ教えてください。
鼻がいいことですかね。鼻が敏感なんですよね。嗅覚が鋭いと言われます。
今チャレンジしている事、チャレンジしたい事はありますか?
一番はやっぱり仕事ですね。
僕自身がアーティストとしてやってきた経験を、次の世代に引き継いでいきたい。僕自身もまだ頑張りますけど(笑)。
ディープハウス、アフロハウス、メロディックハウスというニッチなジャンルのため、若手が育ちにくいこともありますが、次の世代に夢を与えたい。そのためには絶対的なスターが出てこないと日本のクラブカルチャーは変わらないと思うんです。
2年前にN.E.O.Nというレーベル及びマネージメントの会社を立ち上げたのですが、そこで若手のバックアップをさらに強化していきたいと考えています。今の日本の状況をなんとか変えていきたいですね。
今のお仕事に就いた動機/理由は何になりますか?
高校まではハードロックバンドをやっていて、大学は建築科を専攻しました。大学の同級生にDJがいて、その彼がきっかけでレコードを集めるようになり、その彼と一緒に渋谷のOrgan Barというクラブでパーティーをするようになりました。DJと共に、楽曲も制作するようになり、大学4年生の時にファーストアルバムをリリースすることになり、このシーンにどっぷり浸かることとなりました。
2003年にセカンドアルバムをリリースしたのですが、その中の1曲が海外で評価され、その楽曲のジャンルがハウスミュージックでしたので、とりあえず次のアルバムもハウス路線でせめてみようという流れになり、4つ打ちにシフトチェンジしていきました。
数枚アルバムをリリースしたからと言って、音楽だけで生活できるわけではなく、当時就職活動も一切行っていませんでしたので、親のコネを使って証券会社に入社したんですよ(笑)。
3ヶ月間働いた後に全国ツアーが決まり、音楽か会社か どちらかを選ばないといけない状況になったため、音楽の道を選択しました。
1つターニングポイントをあげるなら何になりますか?
いくつかありますが、その中でもやはり
2003年にリリースしたセカンドアルバムの楽曲「Flight」が、海外で評価されたことですね。 これをきっかけに日本ではなく、海外のシーンで活動していこうと考えるようになりましたので。
10代の夢(理想・目標)を教えてください。
音楽に携わる仕事ををしたいと思っていました。
(10代はハードロックでしたけど(笑)。)
<渋谷について>
あなたにとって渋谷とはどんな場所ですか?
カルチャーの発信地であり、自分の仕事場。
渋谷で、「こんな楽しいことしたい」というアイデアお願いします。
アートバーゼルのような、音楽とアートが楽しめるイベントがしたいですね。
アートバーゼルって、全世界から富裕層が大集結し、期間中は様々なところでパーティーが開催されていて、お客さんの層も凄くいいんですよね。全世界のトップDJたちも集まってプレイしますし。
別にアートじゃなくても、食とかでもいいんですけど、音楽と掛け合わせたハイクオリティーなイベントを渋谷でできたらいいですね。
前編はこちら
MASANORI MORITA氏がレジデントをつとめる
『BLACK ON IT』 が2月25日で
『5周年』を迎え、
特別な夜に相応しい豪華ラインナップが名を連ねた。@WOMB
レジデントの MASANORI MORITA と OSAMU M がオープンから BLACK ON IT ならではの4時間に渡る B2B セットでフロアメイクし、
ゲストとして日本のテクノシーンを代表するレジェンド KEN ISHII と、今最も勢いのある DRUNKEN KONG が初の試みとなる B2B セットで登場。
もう一つの目玉、
TONTON、SAITO、HIRANYA ACCESS による世界最高レベルの空間演出に加え、5周年を記念しFacebook Japan や NIKE 本社内の壁画制作を手がけた MON もライブペイントで参加が決定。
日本を代表するアーティスト達が本気で作りあげる BLACK ON IT を全身で感じ、存分に楽しんでほしい。
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